思う事 ― 2016年08月27日

少し前に例の『SEALDs』と言う連中が解散したそうだが

この集団に対して､この下の記事を読んで合点がいった

「ゆとり教育」「新学力観」の洗脳が解けないＳＥＡＬＤｓの面々


自分も､戦争は反対の人間だ

だから志はこの連中と変わらなかったハズだ

それがまったく彼らに同調出来なかったのはなぜか?

色々と考えたが､やはり連中の動機が結局は

「戦争は嫌だから」と言う

単純な理由でしかなかったからだと､自分なりに結論を出した


ウチの亡くなった祖母は戦争経験者だった

家は空襲で焼失し､財産を失って親類を頼ってこの地に来た

敗戦した国からは何の保証もない､たった毛布一枚が支給されたが

それですら配給先の布団屋が横領してしまい､何一つ得なかったのだ

戦時中､戦後と食べる物も少なく､苦労して働いた祖母の大変さを

自分は一生忘れないだろう


そう言った苦しみを経験した人が戦争反対を言うのは当然だと思う

だが､自分も含め今の世代は大半が戦争を知らない

戦争体験や苦労を聞いてはいるが､聞くと経験するではまるで違う

戦争の本当の悲惨さは､戦争を経験した人でないとわからないのだ


結局､良くは知らないけど｢なんか戦争ってヤダな｣と言う気持ちだけで

まるで自分たちも戦争の経験者であるかのごとく､喚き叫び

いかにも若者の代弁者､大義名分があると言った行動をしている姿は

自分の目には正しい行動に映らなかった

さらに､野党に上手く利用されているのも痛いだけだった


｢嫌だ｣｢ダメだ｣と言うだけで､物事が解決する事は滅多にない

問題は根本や原因を突き止めないと解決しない

なぜ戦争になるのか? どうしてそうなってしまうのか?

戦争を回避する方法は模索出来ないのか?

たぶん､ラップを歌った所で､何の解決もしないだろう


反対をするなら､それなりの道筋を示すべきだった

祭りが真っ最中の盛り上がりは楽しいモノだが

終った後には寂しさが訪れるモノだ


すでに彼らは公安の監視対象団体なっているらしい

一体､それほどまでにして得たモノはあったのだろうか･･･

by 雨月 [戯言] [コメント(2)｜トラックバック(0)]